第6章 ゲスの極み【天童 覚】
*〇〇side*
な、なにこれっ…
キスだけなのに
脳みそ溶けそう…
何故か天童くんに
逆らうことが出来ない私。
「あぁ…〇〇ちゃん…
可愛いよ…//」
また耳元で囁いて
トップスのボタンを
外し始める
『あっ、…だ…め…//』
なんで…?
この声に逆らえない…//
私は脱がせようとする天童くんの
腕を掴んで引き剥がす素振りを見せるが
その手に力はこもっていない
あぁ…生徒とこんなコト…
なんて考えていたら
「〇〇ちゃん…肌真っ白だね…//」
と、少し興奮したような
声が聞こえる…
いつの間にか
ブラジャーのみにされていた
『うぅっ…
恥ずかし…//』
性交自体は初めてでは無いが
こんなに言葉で責められたのは
初めての体験でなんだかむず痒い…
天童くんの逞しい腕が
私の脇をすり抜けて
背面に潜り
軽く抱きしめられるようなかたちになる
より密着する体と
胸を突き出してるように見える体勢に
気持ちが高揚する
「〇〇ちゃんの蕩けた顔見てたら…
俺の…こんなになっちゃった?」
そう言って
固いものをスカート越しの
私の下腹部にあてがい
ギラついた目で意地悪そうに笑う
『ぅっ…//』
(何その笑み…ずるい…//)
「んん〜っ」
と、私の胸に顔を埋めて
ギュッと抱きしめてくる
甘えてるみたいで可愛い…
なんて考えてたのも束の間
ハラリとブラジャーが
肩から解け、
ただ乳房に乗っているだけの状態になる
いっ、いつのまにホックを…//
『っ…や…//』
私は驚いてまた
抵抗して見せるが
「やじゃないくせに〜」
と天童くんは辞める素振りもない。
そして拘束の解けた乳房に
むしゃぶりつく。
柔らかい脂肪を
まるで味わうかのように
舐めたり吸ったりされると
さっきのキスを思い出して
また溶けそうになる。