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[R18]ハイキュー!!(裏短編集)

第6章 ゲスの極み【天童 覚】



そ、そうだわ。
きっと勉強と部活の忙しさで
頭がおかしくなってるのよ。

ここは白鳥沢学園高校。
たとえ生徒たちが受験やらなんやらの
ストレスで狂っていても…
受け入れて悩みを聞いてあげるのが私の仕事!

私は妙に納得し

『さ、貴女たちは
隣のベッド2つ使いなさい。』

と、天童くんが寝ている
ベッドの隣を指さす

「え〜!?先生!
こんなケダモノの横に寝かせんの〜?」

2人がげんなりとして
私の方を見つめる

「だーれがケダモノだ!(ꐦ°᷄д°᷅)」

舌を突き出して
中指をたてる天童くん。

「俺はセンセーみたいな
上品な女の子を食うのが趣味なんだよっ!」

負けじと女生徒も

「さっきの女バスの
ミサトでしょ!?
どこが上品なんだよ!バーカ(;`O´)o」

と、応戦。

(てか、私の存在は無視なの?
ねぇ?)

指を指したままの私を他所に
ギャーギャーと騒ぐ3人の生徒

私は耐えられなくなり…

『元気ならもう出てって!!!』

と言い放って
外に放り出し

ピシャッと扉を閉めた。

(まったく!もう!)

「あーあ…
君たちのせいで
センセーに嫌われちゃったーー」

「なっ!
天童くんのせいでしょ!?」

扉の向こうで
まだ元気な声がするが、
私は自分の机の前に腰掛けて
溜まっている仕事に手をつけた。



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