第5章 悪役令嬢の憂鬱【黒尾 鉄朗】
「ここは?
キスされなかったの?」
その言葉と同時に
お湯で濡れて
透けている胸を
ブラウス越しに揉みしだかれる。
『ふぁっ!?///』
「ハハッ……
感じる?」
そう言って、
服の中に手が入ってくる。
『っぅ//』
そして、胸の突起に
指が触れると
ビリッと電流が走ったような快感に襲われる。
『ひぁぁっ!!//』
「あぁ、可愛い…//
乳首好きか?…//」
それから、ぐりぐりと
乳首をいじり始める鉄朗様。
私は開脚していることも忘れて
恥ずかしいくらい喘いだ。
『あっ、もぅ、だめです…///』
許してと目で懇願するが
「まだだ…
他は…?他は何された?」
と、胸を弄るのを辞めてくれない。
私は頭が快感でおかしくなり
『あっ、指で…ナカを、っ…
いじられまし…たぁっン//』
素直に答えてしまった。
「……あ、そう…
それで、気持ちよくなったの?」
強ばる鉄朗様の声と手…
『あっ、いや…なってな…//』
私は感じてなどいないと
言おうとしたけど
「なってない?
…本当かなぁ?
俺が本当に感じなかったか
確かめるけどいい…?」
私は、昨日も大丈夫だったんだから…
と、たかをくくって
コクッと頷いた。
「それじゃ…遠慮なく…」
鉄朗様はペロッと舌なめずりをして
ショーツをずらして
指をいれてくる。
『ううっ……///』
やばっ、昨日より全然気持ちい…//
好きな人に弄られてるってだけで…
こんなに違うの?…//
でも、私はその気持ちを押し殺して
感じてないフリに徹する。
『っく……//』
ぐちゅぐちゅと
指を掻き回されて
腰がガクガクと震える。
バシャバシャと
水が跳ねる音と
小さな喘ぎ声が
浴場に響く。
「気持ちよさそうに見えるけど?」
声を我慢する私を
意地悪く見下ろす鉄朗様。
私は彼のシャツを掴んで
『てっ、てつろ…さまっ//
リエーフ様のときより…
…感じちゃう…//.』
と見つめながら言った。
「っっ///
クソッ…煽るなよ。」
グイッ
鉄朗様は頬を赤らめて
指で掻き回すのをやめて
私の太ももを持ち上げた。
『へっ!?//』
そして…
グチュン!!
一気に硬くなったイチモツを
私の中に挿し込む。