第30章 レン×吸血鬼
『いやぁぁぁあっ!!!////』
俺は○○をお姫様抱っこして
浴室に向かう。
"ねぇ、レディ…一緒にお風呂に入ろう?"
そう言ってから、強制連行。
彼女は嫌がっているけど…
俺が綺麗に洗ってあげたいんだ…
**
「いつまでそこでそうしてるつもりだい?」
『逆に、なんでそっちはそんなあっさり脱いでんのっ!?』
浴室の入り口でタオルを体に巻いてもじもじする彼女に
さっと腰にタオルを巻いてシャワーを浴びる俺。
「俺は…慣れてるからね??…」
そう言って彼女にウィンクすると
『むっ…』
頬を膨らませる○○。
『へぇ〜…
そうなんだ〜?
随分と節操のない体なようで…』
むにっ
そう言ってさっきまでのもじもじをやめて
俺の背中をつねる彼女。
「いたた…っ、
もう、冗談だよレディ?
俺は君だけ…」
『嘘は嫌いです〜』
むにぃぃっ
「いたっ、痛いよレディ…
それに嘘じゃないし…
今は…○○だけだから…ね?」
『ん〜…///…なんか納得いかないなぁ//』
そう言って俺の足をげしげし蹴って
2人で笑いあう。
俺の口説き文句をものともしない○○と、
彼女を笑わせたくて必死な俺。
こんな愛の形も…悪くないよね…?
**
チャポン…
彼女の体を優しく洗ってあげて、お湯に浸かる。
『……ぶくぶく…////』
彼女は恥ずかしそうにお湯をぶくぶくしてる。
「…ねぇ○○…?」
そんな彼女を後ろから抱きしめて
首筋に顔をうずめる
『ん〜??////』
「SEXしたい…//」
おねだりするように甘えてみる…
(どうせまた、
何言ってんの!?!?って
突き飛ばされるんだろうけど…)
すると彼女は硬直する。
「……?
レディ…?」
○○の顔を後ろから覗き込むと
顔を真っ赤にさせて
拳をギュッと握って
伏し目がちに
『うん……
私も。/////』
って、
「可愛すぎだから…っ!!!!!///」
ザバッ
お姫様だっこでお風呂から出て
髪も乾かさないまま
ベッドに連れて行く。
『ちょっ、レンっ…/////』
(なに、この行動力…!?!?///)
って顔でベッドに覆い被さる俺をうるうると見つめる○○
これは襲われても文句言えないよね…