第4章 レン×メイド
『ふっ…ちゅ…ン…////』
「レディ…気持ちいいよ?
ほら…ココもっと舐めて…」
『はぃ…っ、
ご主じ…さま…ぁ////』
今、俺の下で可愛くご奉仕してんのは
恋人の○○。
なんでこんなことになってるのか?
それは一時間ほど前のこと。
**
『お邪魔します…。』
長期休暇をとって
別荘で一人、ゆっくりしている俺のところに
ドラマの台本をかかえた○○が
やってきた。
『こ、これ、
忘れ物です…っ。』
俺は
「………レディの部屋に持っていったっけ?」
と聞く。
俺はてっきり台本を寮の部屋に忘れたと
おもっていたからだ。
『あ、いえ…
聖川くんに会ったときに預かって…』
聖川……だと?
なぜあいつの名前が出てくる。
なぜ、あいつと会っている?
ぐるぐると
頭の中をあの仏頂面が回り始める
彼女を見ると
頬を赤らめて
俯いている
へぇ……そういうこと。
レディも結局
他の女の子達とおなじなのか…
と思って
問い詰める。
「会って何してたんだい?」
『へっ!?!?///
あ、えと…課題を……///』
さらに顔を赤らめて
言い訳なんてできない
態度になる彼女。
なのに、悪びれる様子もなかったので
俺も少しカッとなって
「なんで、そんなに顔を
赤らめているんだい?
聖川 真斗となにか
あったのかい?」
と、追い詰める。
『へっ!?
なにか…なにもないですけど……』
しかし、今さら
こうしらばっくれる彼女。
ほんとに、女ってのは…
俺は何の確証もないまま
こう告げた
「ねぇ、レディ…
俺達もう終わりにしようぜ?」