第18章 翔×制服ブレザー
「昔はお母さんに
なんでも話してくれてたのにぃ…」
『ん?
お母さん?』
「私は、○○が幸せなら
結婚なんてしなくてもいいの…」
『お母さん…』
「まぁ確かに…
俺達は別に
籍いれなくても
いいかなって思ってたから…
二人が恋人になるのも
何の問題もないんだけど…」
親父が隣で泣く義母さんの
頭を撫でながら
俺達二人にそう言う。
『「そ、そうなの!?」』
最初から
悩む必要あんまりなかったのかよ。
「翔くん…○○を、よろしくね?」
涙を拭いながら
笑顔でこういう義母さんは
やっぱり○○の母だ。
「 !!……はいっ!!!」
『お母さん…///
わーん、ありがとぉー!!!///』
目に涙を浮かべながら
抱き合う
義母さんと○○に
「…///(可愛い。)」
「…///(可愛い。)」
似た者親子がこんなことを
思っていたなんて、
二人は知るよしもない。
これから
ひとつ屋根の下
四人のちょっと
変な家族生活が始まる。
END