第18章 翔×制服ブレザー
『っん……ンンッ!!!!』
何かで口を塞がれているような
○○の声と
「弟がいない家に誘うって……
OKってことだよね?」
軽い感じで
○○を追い詰めるような
あいつの声。
『ふ、ンンッ!!?…
んーっ!!!!』
何とか奴から逃れようと
ベッドで暴れてる音だったのか。
俺は○○が嫌がっていると
わかってから、
ホッとしている自分に気づいた。
俺、やっぱり諦めたくねぇ…
それから
バンッ
部屋を勢いよく出てから
○○の部屋のドアを思いきり開ける。
「誰だっ‼︎?!?」
スーパーで見た顔とはうってかわって
醜いその顔に
一発拳をいれる。
「ぐはぁっ!?!!」
「○○っ!!!!」
それからすぐに
俺は○○に駆け寄る、
『っ、………ん、
しょ、ちゃぁ…っ///』
涙目で俺にしがみついて
震えるこいつが
愛おしくて仕方なかった。
「おい。
弟はいねーんじゃなかったのかよ
このクソ女ァ…」
殴っただけじゃ足りないのか
○○をまだ
変な目で見ることをやめない男。
なんかムカつく…
お前なんかが
こいつのこと気持ち良くできると思ってんの?
「…○○……」
トサ…
『ふぇっ!?
しょ…ちゃん?////』
格の違いって奴を見せてやるよ。
俺は頬を抑えて弱腰になってる
ナントカ先輩を無視して
まだ服のはだけた○○を
ベッドに押し倒した