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[R18]うたプリ×コスプレ(裏短編)

第15章 レン×裸エプロン






コンコン…








『失礼いたします。









レン様…お目覚めの時間です。』









俺の朝はこのメイドの挨拶から始まる。









シャーッと開けられるカーテンから
さす太陽の光が眩しくて








「んん……っ」









目が覚める。









『本日も私が学園にお供いたします。』









真っ直ぐ俺を見て
真顔でこう言う彼女。









昔はよく笑う子だったのにな。










「いいって言っているだろ。









お前に横にいられると
女の子達が怖がって近寄れないからな。」








『………








…申し訳ありません…』









「もう少し華のある子に








変えてもらえないのか…」








俺は2つ歳上の
幼馴染みのような彼女に









いつも強く当たってしまう。








他の女の子には持たない感情が
彼女に向けては数多く存在した。









怒り、哀れみ。









でもそんな可愛いげのない俺を
いつでもさらっと受け流して
見守り続ける彼女。








そんな彼女に俺は甘えてるだけなのかもしれない。








『お言葉ですがレン様。









貴方が使用人をたぶらかしては









本気にさせて
フッていることが原因です。








他の子を貴方に付ける訳にはいきません。』








ため息をついて
俺にさっさと着替えろという目をする○○。








ほんと、可愛いくない。









でも、彼女は小さい頃から
ずっと俺の付き人をして








早乙女学園にも
特に興味もない音楽で
自力で合格した秀才。








彼女の才能を認めているからこそ
こんな俺のメイドをし続けている
頭の悪い○○が腹立たしかった。








「彼女達が勝手に勘違いするのが
悪いんだろう。








俺はそういう意味で
女の子と話してるんじゃないよ。」









『分かりましたから。









早く支度を…。








私まで遅刻してしまいます。』









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