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落ちた一雫

第16章  久しぶり、だね





ピシィッ・・・と音がした直後




パァアアアンッ!と依り代が爆発した。






シン「・・・!!」


レイ「・・・・。」










レイはただじっ・・・と空を見上げていた。







































レイがふわりと地面に着地した頃、地上では煌vsシンドリアの光景が広がっていた。



シン「レーム帝国は、俺たち七海連合と正式に同盟を結んだ。・・更に俺はヤムライハの養父のマタル・モガメットが治めていた半壊した国を見捨てても行けない。
マグノシュタットの再建に力は惜しまないつもりだが?」

紅覇「!あいつ・・・マグノシュタットをぶんどる気だ!」
白瑛「紅炎殿・・・まさかあの男、ここまで計算して機を窺っていたのでは?」




紅炎「では、俺はこの“マギ”とこの女をもらう。」



そう言って紅炎はぐい、とアラジンとレイを自身の方へ引き寄せた。



アラ「・・・えっ!?」
アリ「はっ!?」
レイ「嫌だ。」

紅炎「何だ、また来ると言ってただろ。」
レイ「私は高いの。あげないよ。」












シン「・・・存外、扱いづらい男だ。」


























あれよあれよと話は進み、数か月後に会談をする事になった。





アラ「お姉さんも一緒にシンドリアに・・・あれ?」




全員の知らない間に、レイの姿は忽然と消えていた。



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