第14章 帰還
シン「・・・。」
レイ「・・・迷宮にも一人入り込んでたみたいだけど。」
シン「・・・。」
レイ「外の3人は私達が戻ったから大丈夫だったけど。」
シン「わ、悪かったレイ・・・。」
レイ「迷宮攻略に行く事は極秘だったんじゃないの?ねぇ。」
シン「本当にすまなかった!!!」
雄「・・・レイ、その辺にしたらどうだ?」
レイ「・・・でも。」
雄「全員戻ってこれたんだ。それでいいだろう?」
レイ「・・・分かった。」
蓮「レイー湯浴みの準備が出来たらしいぞ。先に行ってこい。」
レイ「・・・わかった。」
レイはてててっと浴場に駆けて行った。
雄「・・・俺たちも行くか。」
蓮「はい。」
シン「・・・ユウ殿、レン殿。」
雄「・・・どうかなさったか?シンドバッド殿。」
シン「本当に助かった。礼を言う。レイがケガをせずに無事に戻って来られたのも、二人のおかげだと思ってる。本当にありがとう。」
雄「別に構わない。」
蓮「だよなぁ・・・。ちょっと暴れちゃったし。」
シャル「え、まさか本気で戦ったのか?」
蓮「本気じゃないけどな。」
雄「行くぞ、蓮。レイよりもお前の方が血の匂いがキツい。」
蓮「え、本当ですか。すぐ湯浴みに行かなければなりませんね。」
雄「シンドバッド殿、また後日でもいいだろうか?」
シン「あぁ、構わないさ。ゆっくり休んでくれ。」
雄「失礼する。」
蓮「お先に失礼します。」
ジャ「・・・シン?」
シン「・・彼らは、強いな。ジャーファル。」
ジャ「??そうですね・・・??」