第13章 第61迷宮ザガン
レイ「・・・なんて?」
シン「アリババ君たちに迷宮を攻略してもらう事にしたんだが、白龍皇子も一緒に行くんだ。迷宮の近くまで送って行ってくれないか?」
レイ「何で私なの。」
お昼過ぎにシンドバッドの政務室に呼ばれたレイと雄、蓮は一連の話を聞いていた。
シン「頼む!一緒に中には入らなくていいから!」
レイ「・・・ピスティは?」
シン「仕事が溜まっている。」
レイ「お父さん2日間禁酒と引き換えでなら。」
ジャ「いいですよ。それで。」
シン「Σジャーファル!?」
レイ「お父さん、書類溜めてるの知ってるんだからね。」
シン「ギクッ)」
レイ「ごめん雄、蓮。私一人で行ってくる。」
雄「あぁ、構わないさ。」
蓮「白龍をよろしくな!」
レイ「うん。無事に迷宮まで送るよ。」
雄「・・・レイ、気を付けろ。」
レイ「・・・どうしたの?」
雄「嫌な予感がするんだ。」
レイ「・・・分かった。気を付けるね。(微笑」