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落ちた一雫

第9章  初めまして






レイ「・・・あぁ、いつぞやの青髪少年。」
アラ「アラジンだって言ったじゃないかー!」
レイ「そういやそうだったなぁ・・。」



ジャ「レイ!今の今までまさか迷宮に!?」
レイ「ううん。迷宮は2週間くらいで出たんだけどさー、ママ。出たところがとんでもなくって。」



シン「おぉ!海の中にあった迷宮だったから違う場所に飛ばされたんだな!!で、どこに飛んだんだ?」










レイ「煌帝国だよ。」





ジャ「・・・ん?」
レイ「煌帝国。」
ジャ「・・レイ、私の聞き間違いだと思うのですが・・煌帝国と仰いました?」
レイ「煌帝国だよ。」





ジャ「ほれみろやっぱり危険な事になってるじゃないですか!!!」
シン「ジャーファル落ち着け!!今こうしてレイは戻ってきてるだろ!!?」
ジャ「ここに戻ってくるまでが危険すぎますよ!!」







レイ「久々にお友達にも会えたよ。」


ジャ「・・・え、レイ煌帝国にお友達がいるんですか?」
レイ「小さい頃にねー。」
シン「いくつくらいの頃だ?」
レイ「3歳で一人旅出来たから・・・それくらい?」
シン「随分幼いころから旅をしていたのか。」
レイ「じゃなきゃ、もっと昔にお父さんたちに存在知られてたと思う。」
ジャ「それもそうですね。」








アラ「お姉さん!お姉さんはここの人だったんだね!!」
レイ「うん。そだよ。」
アラ「お姉さんにまた会えて僕は凄く嬉しいよ!!」



シン「ちなみにレイ?アラジンにはいつ?」
レイ「頑丈な部屋で何回か。」
アリ「!その部屋、本当にあるのか!?」
レイ「・・・行けないよ。本当なら。」





レイのその言葉に疑問が残りつつも、その場はお開きとなり続きは夜の宴に持ち越された。






















レイ「ねぇ、ママ。」
ジャ「はい、何ですか?」






レイ「今度迷宮行く時はママも一緒ね。」





この“今度”がすぐに来る事をジャーファルは予測できなかった。




ジャ「はい、もちろんです。」






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