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落ちた一雫

第6章  日常






朝議の時間が過ぎ、開かれた扉に飛び込んできた小さな影があった。





そう、レイである。
レイは他に目もくれずジャーファルに飛びついた。





シン「Σレイ!?俺にはしてくれないのか!?」
ジャ「お仕事をちゃんとやってる“ママ”の特権ですよ。ね?レイ。」
レイ「うん!」
シン「・・・父さん泣いちゃうぞ。」




レイ「泣いたらシトリー呼ぶからね。」
シン「・・・?シトリー?」
ピス「お友達??」


レイ「うん。シトリーは大事なの。」
ジャ「???しかしレイ?私達、今までそのシトリーをみた事がないのですが・・・。」






レイが自分の太ももに手を当てながら


レイ「おいで、シトリー。」



と言うと、レイの真上に青色の“何か”が現れた。






「もうっ!レイ様呼ぶのが遅いです!!」

と言って、青い何かはレイに抱き付いた。



シン「なっ・・・!?ジン!?」
ヤム「うそっ!?」



「・・・ム。お前、ゼパルいるな。僕はゼパル嫌いだから来ないでね。」
と、会って早々にシンドバッドを否定した。




レイ「・・・シトリー、お父さん。」
シトリー「・・・え、お父さん?このゼパルやらバアル持ってるコイツが!?ウソですよね!!?」
レイ「ううん。」
シトリー「マジですかよ・・・!!」






ジャ「ちょ、ちょっと待って下さい!!!レイ、貴女迷宮を攻略してたんですか!?」
レイ「・・・迷宮?」
シトリー「僕と会った場所の事ですよ、レイ様。」
レイ「・・・あぁ、うん。行った。」
ピス「へぇ~!凄いじゃんレイ!!!」
ヤム「そんなぁ・・・攻略者じゃ魔法は教えられないわね・・・。」












シン「・・・シトリー、お前・・レイの魔力で姿を出してるのか?」
シトリー「え?そうだけど??・・・っと、失礼失礼。僕は第12迷宮の主、魅惑と自然のジン、シトリーだよ。主は見ての通りレイ様。ま、よろしくね~。」


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