第24章 　追撃

シン「・・・！」




レイ「・・・言ったでしょう？貴方の考えてる事なんて、全部わかってるの。」


アリ「・・・？シンドバッドさん・・・？」






白雄「ジュダルはそっちに行ったしな。」


アラ「・・・シンドバッドおじさん、何をしたんだぃ？」
白雄「・・・マギ、気にならなかったのか？どうしてこの島に・・・“兵士の数が少ないのと八人将が揃っていない”のか。」
アラ「・・まさか・・・！！」


レイ「紅玉に魔法をかけてあったのも知ってる。だからこそ紅玉を置いてきた。・・・貴方を油断させるために。」
シン「・・・俺が紅玉姫を操って煌帝国の人間を滅ぼす事は考えてなかったのかな？」
レイ「そうするには他の魔法が使えない。貴方は身を隠す必要があるし、魔力も必要になる。・・・今の貴方には出来ないでしょ。」
モル「・・・だから最初から二人で戦ってたんですか・・・！！」



レイ「眷属器持ちと金属器持ちも行ってるみたいだね。・・でも、煌帝国には入れさせてやらないよ。」

シン「・・・。」



レイ「護りたいものがある。・・・負けれないの。」






レイは杖を持った。






レイ「負けないよ。」




その時、アリババの目の前にフッと現れた何か。



アラ「！アリババくん！！」
アリ「うわっ！！！」


アリババは攻撃され、地面へと落ちていく。




それを追いかけるモルジアナとアラジン。








レイ「そっちはよろしくね、白雄。」


白雄「あぁ。」