第23章 　世界大戦

いろんな処で轟音が響く。





紅明「・・・どれほどの人間が、この戦いで死ぬのでしょうね。」
白蓮「さぁなー・・・。煌帝国とシンドリアの戦力の全面戦争だ。死者無しでは終わらないだろうな。」

紅覇「それじゃ、僕そろそろ行ってくるねぇ～。」
紅炎「・・・俺も行こう。」



レイ「それじゃあ皆、また会おうね。」




「「「当たり前だ。」」」























シャル「・・・。」
ヤム「・・・私達の相手は、貴方なのね。」

白蓮「お、シャルルカンとヤムライハか。お手柔らかに頼むぜ。」










ジャ「・・・マスルール、気をつけなさい。」
マス「ウス。」


紅覇「うわぁ・・・ファナリスじゃん。」










アリ「・・・どうして・・。」
アラ「アリババくん・・・。」
モル「・・どうしても、戦わなくちゃいけないのですか！？白龍さん！！！」


白龍「・・・そうですよ、モルジアナ殿。俺達は敵同士なのです。」









ティトス「ムー！僕もいるんだぞ！！」
ムー「分かっています・・・！」


紅明「・・・やれやれ、少々骨が折れそうです。私は戦う専門ではないのですが・・・。」










ミラ「・・・ほぅ。私達の相手はお前か。」
アールマカン「・・これまた随分な相手だな。」


紅炎「・・・。」










ミュロン「全く・・・！面倒な奴に当たったのだ！！」
ラゾル「まっさかマギに当たっちゃうとはねー・・・。」


ジュ「ったく・・・。白龍と一緒の何が悪いんだよ・・レイ・・・。」








レイ「・・・白雄、全員誰かと闘ってるみたいだよ。」
白雄「・・・そうか。」
レイ「白雄、どうしよっか。」
白雄「・・心配か？」
レイ「大暴れして島が沈みそう。」
白雄「ははっ！それはあり得そうで怖いな。」


レイ「うーん・・・ジュダルは先に出すべきじゃなかったかなぁ・・。変わって来るね。」
白雄「流れ弾に当たらないようにな。」
レイ「はーい。」



レイは魔法で箒を出すと、それに跨ってふわりと飛んで行った。





白雄「・・・さて、俺も動くとしよう。」










姫様に、勝利を捧げよう。