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落ちた一雫

第23章  世界大戦







一番轟音がする場所に行ってみると、案の定ジュダルがいた。





レイ「おーいジュダルー!」
ジュ「!レイ?」
レイ「変わってー。ヒマー。」
ジュ「ヒマって・・・あぁ、いいぞ。」
レイ「やりぃ。」



ジュダルはふわりとレイの方へ飛んでいく。



ジュ「んじゃ、後は頼んだぜー。」



そのままレイの頭をポンッと軽く叩くと、そのまま飛んで行ってしまった。






ロゥロゥ「何だ?お前が相手してくれんのか?」
ミュロン「気を付けるのだ。相手はシンドバッド王の娘なのd」



ミュロンの言葉を遮るように落ちた雷。







レイ「手加減は・・・いらないんだっけ?」



大きな杖を持ってふわりと着地したレイ。


ミュロンはゾクリとしたのを感じた。






ミュロン「(アイツは・・・!アイツはダメなのだ・・!!!!)」

ロゥロゥ「?どうしたミュロン。」







レイ「さ、遊ぼうよ。」





レイはにこりと笑って杖を持ちなおした。



































レイ「・・・もう終わった。」




地面にはファナリス達が伏せていた。



ミュ「くそ・・・!!」


ミュロンは辛うじて立ち上がった。



レイ「・・・。」
ミュ「お・・前は・・・!!」



そんなミュロンを冷めた目で見るレイ。

レイ「強くなければいけなかったの。私は。」





その場からフッとレイが消えると、ミュロンは地面に座り込んだ。



ミュ「・・・ごめんなのだ・・。」





ぽたりと、一粒の雫が地面にしみを作った。


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