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落ちた一雫

第23章  世界大戦








シンドバッドの指定した日になった。





レイ達は現在、無人島の陣地にいる。









ジュ「レイ~~!この前来て思ったけどよぉ、この島かなり広いぞ?」
レイ「うん。じゃなきゃ兵は入れれないよね。」
白蓮「随分と木が茂った場所に陣地を置いたな・・・。」


木々の生い茂る森に自然と出来ていた大きな草原。そこの半分ほどを白雄達煌帝国は陣地としていた。

ジュ「トラップはもう作ってあるぜ。」
紅覇「敵はどれくらいいるのさぁ?」
「ファナリス兵団・・レームのマギ、ヤンバラ一族もあちら側ですね。」
白雄「予想通りというわけか。」
レイ「相手はどこまで予測出来てるんだろうね?(クスクス」



レイは心底楽しそうに笑っていた。




ジュ「レイ~指示された数全部転送終わったぜー。」
レイ「ありがと。」
紅明「あとは、時間になれば合図があるとの事でしたが・・・。」
レイ「あぁ、多分それは・・・。」




ドォンッという音が、島全体に響き渡った。



紅明「・・・明らかに雷の落ちた音でしたけど。」
紅炎「わざと自分たちの陣地を教えるとは・・・なるほど。よほどの自信と対策があると見た。」
紅覇「これが開戦の合図・・・って事でいいんだよねぇ?」
白龍「いいんじゃないでしょうか。」
白蓮「うっし!んじゃ、始めるか!!」














シン「・・・気付いただろうか?」
ジャ「何でこっちの居場所を教えるんですか!!!」
シン「いやースマン!結局開戦の合図を思いつかなかったんだ!!」
ジャ「バカ王!!」

ティ「あの二人は面白いな!」
アリ「わざとじゃないんだけどな。」
モル「しかし、この広さの島から敵の陣地を探すとなると・・・。」

ヤム「・・・いや、探す手間はかからないみたいよ。」



ヤムライハがそう言った直後、バリバリバリッ!!!と島のとある場所に黒い雷が落ちた。







シャル「・・・どうやら返事をしてくれたらしいな。」
マス「・・・ウス。」
アラ「今のはジュダル君の魔法だ・・・!!」
シン「ふむ・・・あそこが本拠地と見ていいみたいだな。」




















世界の命運のかかった戦いが、始まった。









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