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落ちた一雫

第20章  おかえりなさい






白蓮「たっだいまー!レイ!!兄上!!白龍!!」



白龍「!白蓮兄上!!お帰りなさい!!」
白雄「戻ったか。」



レイ「お帰り。ジュダル、白蓮。」
ジュ「レイ!!紅炎達びっくりしてたぞー!!」



白雄「レイ、いいのか?これで。」
レイ「流れを正常にするためよ。・・・そのために恨まれるような事はしてはいけない。」
白龍「レイ・・・。」
レイ「きっと紅炎達はここを取り戻しに来るでしょう。」
白蓮「あー・・・やっぱそうなるか。」
白雄「白瑛には何も伝えてないのか?」
レイ「うん。白瑛とは意見が食い違っちゃったから、白雄達の事知らせてないの。」
白龍「・・・。」



白雄「どちらにせよ、強襲されるのなら迎え撃つ。話し合いをしたいと言うのなら、話し合いの場を設ける。それでいいな?」



「「「はい、白雄皇帝陛下。」」」


ジュ「レイ!俺空から帝都の様子眺めてくるわ!!」



そういうとジュダルはひょいっと窓から出て行った。








レイ「・・・白龍、もうアル・サーメンにかけた技解いてる?」
白龍「あぁ。・・・だが、襲ってくる気配がないな。」
白蓮「レイの予想した通りに動いてるんだろう。」
白雄「来い、レイ。もうすぐ“各国の代表”と会議だ。」
レイ「うん。白蓮、白龍、ちょっと待ってて。」




てててーっと白雄の後を追いかけるレイ。






白龍「・・・兄上達が生きててくれて、本当に・・本当に嬉しいです。白蓮兄上。」
白蓮「その割に俺達と顔を合わせた時はそんな顔してなかったぞ?白龍。」
白龍「シンドリアに留学した際に、レイに教えて貰ったんです。シンドバッド王にも気付かれる事なく。」
白蓮「・・・そうか。それは俺も兄上も知らなかった。」


白龍「俺も知りませんでした。兄上達も迷宮を攻略してたなんて。」
白蓮「あぁ・・・俺は2つだけどな。兄上とレイは複数攻略者だ。」
白龍「・・・本当に、お帰りなさい。(微笑」


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