第2章 幼馴染してます。
菅原「日向が調子取り戻してから、点差が開かなくなったな」
『ですね!日向君の囮作戦が効きに効きまくってて!!』
余裕ぶっこいてた岩ちゃんにざまぁみろって言ってやりたい!!岩ちゃんの焦った顔写メりたい!!
菅原「瑠璃、なんかニヤついてるけどどうした?」
『いえ、何でもないです』
ニヤついてたとは不覚…でもニヤついても仕方ない、あの岩ちゃんをギャフンと言わせられるのなら!
潔子「瑠璃ちゃん、ニヤついてるけどどうかした?」
『え!?な、何でもないです!!」
潔子さんにニヤつきを見られるなんて最低…穴に隠れたい…。岩ちゃんのせいだ。
ピーッ
菅原「瑠璃がニヤついてる間に青城がタイム取ってきたな」
『もういじめないでください…』
潔子「でもニヤついてたから…」
潔子さんに言われるともう立ち直れないですから本当に!!
菅原「え、もしかして青城に好きな奴でもできた?」
『できてません!!』
潔子「瑠璃ちゃん、相談乗るよ?」
『違いますって!!』
もう!菅原さんと潔子さんがタッグ組んじゃダメ!!勝てるわけがない…!!てか!お仕事しなきゃ!!
田中「瑠璃〜水!」
『どうぞ』
田中「瑠璃〜タオル!」
『はい』
田中「瑠璃、水もう一回くれ!」
『…私は田中専属のマネじゃないんです!!』
澤村「そうだぞ〜、瑠璃はみんなのマネさんだからな!瑠璃俺にも水くれ!」
『はい!!大地さんどうぞ!!』
田中「なんか俺の時と態度違うくねぇか!?」
いや、当たり前でしょ。あの大地さんにお水頂戴って言われたらそりゃ笑顔で渡さなきゃ!!!
『はいツッキーにもお水!』
月島「ありがとうございます」
『ツッキーナイスだったよ 菅原「月島ちょっといいかー?」
月島「はい」
……なんでこう、ツッキーに話しかけようとしたら邪魔が入るんだろうか。いや、私の応援よりも菅原さんの的確なアドバイスの方が大事なんだけどね?
日向「瑠璃さん!俺のスパイク見てくれました!?」
『見たよ!凄かった!!』
日向「ありがとうございますっ!!」
日向君、本当かわいくて良い後輩だよ。