第1章 マネさんしてます。
美女に捕まってからというと、私はとてもとても楽しい高校生活を送っている。
『運動部のマネージャーとか、そういえば忘れてたなぁ……』
潔子「どうしたの瑠璃ちゃん」
『え!?あ!!お、おはようございます!……えと、去年の今頃思い出してて』
恥ずかしい。独り言してただなんて……。
クラス替えも始業式も問題なく終わり、もう放課後。一人で部室で思い出に浸っていたんだけど、いつの間にあの時の美女、潔子さんがいらっしゃってたとは……気付かないだなんて後輩失格。
潔子「瑠璃ちゃんに話しかけてもう一年経つのか〜。はやかったね」
『はい、はやかったです……。でもすっごく楽しかったです!あの時は勧誘してくれてありがとうございました!』
潔子「そんな!私こそありがとう。瑠璃ちゃんがいてくれて助かってるから」
『いやいや、潔子さんが勧誘してくれなかったら』
潔子「ううん、瑠璃ちゃんがいなかったら」
『いえいえ、そんなことry』
潔子「いやいや、瑠璃ちゃんが入部してくry」
と、部活開始ギリギリまで謙遜しあってた。
潔子さん大好き。