第3章 自炊担当してます。
月島「…無事なら安心しました」
『心配してくれてありがとうございます…』
なんか悪い事したな…ツッキーの睡眠時間削っちゃったし…。
菅原「それじゃ戻って寝るか」
『あ、菅原さんもありがとうございました。トイレについて来てくれて…』
菅原「別に俺も行きたかったんだし気にすんな」
みんなに迷惑かけてしまった…でも明日からは自分の部屋で寝るんだし!もう迷惑かけることはないかな!
月島「そういえば、王様が瑠璃さんの布団に侵入してたんですけど大丈夫ですか?」
『え、完全に進入してた!?』
月島「してました」
嘘…半分しか侵入してなかったのにさらに…どうしよう…。
月島「僕のとこで寝ます?」
『えっ!?それはダメでしょ!?』
ツッキーの布団取っちゃったらツッキー寝るとこないよ!?
月島「もちろん僕もそこで寝ますよ」
『それなら…じゃないよ!ダメだって!!』
ツッキーと一緒に寝るってことになるじゃん!?余計ダメじゃない!?
月島「僕は気にしませんよ」
いや、ツッキーが気にしなくても私が気にするんだけど…。
菅原「月島、瑠璃も女の子なんだからそりゃ警戒するだろ。瑠璃が許可したとしても俺が許しません」
菅原さん!先輩の言うことだったらさすがにツッキーも分かってくれるでしょ!
月島「でも王様はどうするんです?王様と瑠璃さんが一緒に寝る事になりますよ?」
!?そっか、飛雄ちゃんと同じ布団になるのか…!それも嫌だ…!
菅原「じゃあ、影山を叩き起こして少し離れた場所で寝てもらう」
月島「…王様がすぐに起きるとは思わないんですけど」
…ツッキー、先輩に向かって反抗しちゃダメだよ!!
菅原「とりあえず戻るぞ」
そう言って菅原さんが部屋ほ方へ歩き出したので私とツッキーも菅原さんの後を追った。
菅原「…なんだこれ」
『すごい』
月島「寝相の天才だ」
部屋に戻ってみたら。
飛雄ちゃんが私の布団を通り越してツッキーのとこで寝てた。
月島「かなり嫌なんだけど」
菅原「月島には悪いけど、影山のとこで寝てもらうか。瑠璃はそのまま自分のとこで」
『ハイ』
月島「……我慢します」
まぁ、何とか解決しました。