第3章 自炊担当してます。

菅原「じゃあ俺の隣来るか？」


『遠慮しておきます』


東峰「すっかり嫌われちゃったな、スガ」


『！！？！？幽霊……！？』


東峰「瑠璃まで！？旭だよ！！」


『え…あ、旭さんか…よかった…』


髪おろしてるから…びっくりしちゃったよ…悪質な幽霊かと…


澤村「ということは、スガ以外のとこだったらいいってことか？」


『そういうことです！』


菅原「え？」


『わがままは言いませんけど、菅原さんの隣だけは…』


菅原「地味に傷つくんだけど…」


傷つくって言われても私はもっと傷ついてましたから！怖かったんですから合宿の間ぐらい傷ついてください！！


月島「じゃあ僕の隣に来てくださいよ」


『え、いいの？』


月島「ハイ、王様の隣とか嫌なんで。あ、ですから僕と王様の隣で」


ツッキー…どんだけ飛雄ちゃんのこと嫌いなの…。でも、まぁお言葉に甘えて…


『じゃあ、そうしようかな』


田中「！？月島ズル……い…ぞ…いや、なんでもない」


月島「田中さんどうしたんですか～？」


田中「うるせぇぞ月島っ」


西谷「いいな～瑠璃の隣！」


田中「ノヤっさん！？」


澤村「騒ぐな！！」


…なんとまぁ騒がしい部屋なんだ。


『ツッキーと忠君、そろそろお風呂行かなきゃ遅くなるよ？』


山口「あ、本当だ！ツッキー行こ！」


月島「ハイハイ…じゃあ行ってきます」


『いってらっしゃ～い』


と、いうことなんで。ツッキーと飛雄ちゃんのお隣に一晩だけお邪魔させていただくことになったので…。


『布団、どうすればいいですか？』


澤村「あぁ、月島と影山の間だったよな。じゃあ布団一個分動かしてやってくれ」


も、申し訳ない…わざわざ布団動かしてもらうなんて…。


縁下「明日の夜は大丈夫なのか？」


『うん、明日からは他の部活のマネさんと同じ部屋になるから大丈夫！』


縁下「なんだ、明日もこの部屋だったら俺の隣で寝ればいいのに～って思ったのに」


『え』


縁下「なんちゃって～」


『…じゃあ次の次にバス乗る時、隣に座ってあげる！次は翔ちゃんだから！』


縁下「やったー」


『棒読みになってますけど？』


と、まぁなんとか寝る場所も確保できたし…あとは穏やかに寝るだけ…。