• テキストサイズ

古きパートナー

第7章 連続の厄日


仁王側

扉が閉まったのを確認した

ポケットから携帯を出した

仁「バレとるんじゃが」

柳「そのようだな」

幸「あれ?お得意のペテンはどうしたのかな?(黒笑)」

部屋に上がり込む前に幸村から電話が掛かってきた

参謀と一緒にいると言う事で話を聞きたかったらしい

俺の隣に白川が越してきたと幸村に教えた

幸「どこでわかったんだろうね?」

仁「俺が隠せんかっただけじゃなか」

柳「あいつは感が鋭いからな」

バレとるんじゃったら関係ない

幸「これから何処に行くんだい?」

仁「白川が服を買いに行くとよ」

柳「暇潰しで付いて行くのか?」

仁「まあな」

幸「俺達も暇だし、行かないか?蓮二」

柳「そうだな」

幸「頼めるかな?仁王」

『僕は構いません』

後ろを見ると黒のパーカーに長ズボンを履いている

白川が立っていた

仁「じゃとよ」

幸「じゃあ、俺達は駅前で待っているから」

『わかりました』

仁「じゃあな」

俺は携帯を切る

仁「いつから通話しとるってわかったんじゃ?」

『鎌を掛けただけです』

仁「おいおい」

そのまま俺達は駅まで待っとる幸村達の所へ行った






白川側

幸「暑くないかい?」

『全然』

仁「見るだけでも暑苦しいぜよ」

『では、見ないでください』

仁「それは無理じゃ」

柳「黒色は1番熱を吸収しやすい色だ。日射病に水分をこまめに取るんだ」

『わかりました』

仁「それで、どんな服を買いに行くんじゃ?」

『学校用の白のパーカーです。一昨年買った物なので服がダメになってきました』

仁「ご苦労なこったい」

6月下旬

梅雨は終わった瞬間に猛暑が襲ってきたのだ

僕はどちらかというと目に悪いが

柳「最近は外でも眼鏡をしているのだな」

『はい』

幸「そろそろ行こうか」

『わかりました』

僕達は街の店を回った

僕の求めているパーカーは以外になかった

現在店舗5件目

仁「中々こだわるんじゃな」

『パーカーは好きですから』

幸「良い事聞いたね」

柳「データが増えるな」

店に入るとそこはいかにも洋服扱ってるよー

って感じの店

『あ』

あった、こんな所にあったんだ

仁「なんじゃ、あったんか?」

『はい』

サイズもある

君に決めた
/ 309ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp