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魔法世界

第1章 *始まり*


笑顔がすごすぎる田中さんについていったら私と同じぐらいの人たちがたくさんいた。

「ここにいる皆さんは三神さんと同じような人たちです。気軽に話しかけてくださいね。」
「あっはい。」
「とりあえず、ここにいる人たちが今日の入学者ですから。」
「え?今日だけですか?多くないですか?」
「1日に入学してくる人たちは大体100人~150人ですよ」
「うわぁー」
「魔法とかは個人差が激しいから、先生たちに決められた教室で授業はやるんですよ。今からテストですよ」
「…いきなりですね?」
「大丈夫です。いきなりいい教室に行ける人はあまりいませんから。てかいたらここにいないはずですしね」
「そーですよねー…はははぁー」

そしたら前に誰かが来たみたいだ。

「あっ、先生が来たので私は消えますね。ではテスト頑張ってください」
「あっはい。」

と言って後ろを見たら田中さんは消えていた。

「おいテメーら。今からテストやるからやる気ない奴失せろよぉぉ。」

先生の姿がやっと見えた。
言葉遣いで人は決めちゃいけないと今日初めて知った。
だってあんなことを言っていた先生は
疑うぐらいに小さい少女だった。

「はぁぁい。失せる奴は失せたかぁ?」
「……」
「わかったぁー。じゃあテストの注意事項。なんてないけどぉぉ…テストで死んでも遺体はこちらで回収。親とか知り合いには残念だが埋葬してもらえねーから。そこ気を付けろよぉぉぉ。」

なんだその注意事項。
かなりふざけてるな。
あんな少女が言うと現実味がないな。
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