第3章 *2度目のテスト*
うるさいフランを黙らせ、朝食を食べ終えた。
そうすると
「みなさーん、朝食は食べ終わりましたかー?」
ほとんどスルー。無視ではない。あえてみんなはスルーしているのだ。
「返事がないとは悲しいなー。先生泣いちゃうよ?」
…はい、あえてのスルーです。
「…ひどいよー、新手のイジメか。」
スルーの連続です。
ついでに私もスルー中です。
無視ではないですから。
スルーですから。
「はぁぁぁ…まぁ朝食が食べ終わった人から教室に行き、くじを引いて自分の席で待ってください」
それを聞くとみんなダルそーに移動し始める。
*教室*
教室の教卓には箱があった。
それぞれ引いて席に着いていく。
そうするとアナウンスが入った。
「みなさんくじは引きましたか?
では1番の札を引いた人は廊下に出てください。」
そうすると1人出ていった。
「はーい。今から自分と同じ番号の人と決闘してもらいます。どんな手を使ってもいいですよ~。」
どんな手も?
「では1番の人はある人について行ってください。
その他教室で残ってる人は自由とします。でも教室から出るのはオススメしませんよーでは…」
2度目のテストが始まった。
ついでに私は10番の札を引いた。