第1章 壱
「さぁて、もう一人の子は??」
にっこり笑いながら三人目の人がいる場所まで
洋がかけてゆく。
「はーい♪お名前どうぞ!」
青い髪の少年にマイクを渡した。
「2年ラドゥです。」
目を細めてさわやかに笑う。
一部の彼のファンが倒れたのがみえた。
「おー!男の子だね!
ラドゥ君かぁ…なんかかっこいい名前だねぇ♪宜しくね」
流石にキスをするのは躊躇われるため(と言うか睨まれた)頭を撫でる。
「よっし、名前は聞き終わったし…
じゃあ最後のじゃんけん始めっ!」
いよいよ最後の戦いが始まるのだった。