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🍊レンジ物語🍊

第1章 壱



「話が変わるんだけどさ、
あの奥村先輩ともう一人…ってか人?誰?」

フシンシャ?

フホーシンニュー?

頭に??を浮かべている悟空に
苦笑いする。

「うーん…一応人間、だと思う。
不審者…は否定しやんけど。

…ってか、今日はレンジ先生来るから
町の人たちも特別に入れる、って朝の会の時
ゆってたやろ?」


聞いてなかったん?

優衣が聞くと悟空は引っ付いていた
体を離すと、
少しの間沈黙し

「…、……。…ん、と忘れてたっ♪」

えへ、
と舌を出した。

そんな悟空を見

「…はあ…(汗)
こりゃあかんわ…。」


何だかコントの様になってしまった
二人の会話と悟空の天然ボケ(?)さに
ため息を吐いたのだった。

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