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続・厄介な天帝さん

第7章 7話


私が家に着くとけたたましく携帯が鳴り響いた。

メールが来たようだ。
見知らぬアドレスからだった。
内容は、[ウィンターカップ出場おめでと♥︎]と書いてあった。

知らないアドレスで迷惑メールの類かと焦ったが、よく考えればウィンターカップ出場の事を知ってるのは身近の極一部のはず、さつきちゃんがメアド変えたのかもしれない。

[ありがとうございます*\(^o^)/*すいませんが、名前登録し忘れていたのでフルネームで教えてください(>人<;)]

よし、これなら相手に不快を与えずかつ自然に装えたはず!!

そして、直ぐにメールの返信が来た。

[あら、突然でびっくりしたわよね??ごめんなさい、かえでちゃんσ(^_^;) 私は洛山の実渕玲央よ!!]

実渕実渕実渕実渕……イマイチ顔が出てこずその場で数分考え、思い出した。
長髪長身のおかま口調の人だ!!(おかまじゃないわよ♥︎by実渕)

[こちらこそ、気付かなくてごめんなさいm(._.)m]

[いーのよ!!それはいいとして、あれからどう?]

[どうって何のことですか?]

[あらやだ、恍けないでよ|( ̄3 ̄)|征ちゃんの事よ♥︎何か進展した?]

[進展とかそもそも、余り会えて無いですし。]

[そーよね…もぅー征ちゃんたらこんな可愛い子放ったらかしにして駄目よねーε-(´∀`)征ちゃんてば変な自信持ってるから意外とそう言ったことに疎いのよ(¬_¬)]

[はぁ、そーなんですかね?]

[絶対そうよ!!だって、この前もマネージャーの子に優しく笑いかけて勘違いさせてたもの!!本人は無意識にやってるかもしれないけど、あれじゃあの子が可哀想なのよ(ノ_<)]

[あいつは昔からそういう奴なんですよ。]

[あらー、嫉妬するかと思ったけどそうじゃないのね。]

[嫉妬も何も私は別に。…それに私はそっちの方が彼らしいというか、そんなんです。]

[なるほど、かえでちゃんは征ちゃんのそういう所が好きなのね(=´∀`)]

[いや、好きとか言ってないんですけど!?]

[あら、でも文脈からわかるほど好きですって言ってるように思えるわー(¬ω¬)]

[まぁ、何でもいいです。それよりお互いに冬は頑張りましょうね( ´ ▽ ` )ノ]

[そうね、冬は楽しみにしてるわ☆〜(ゝ。∂)また、メールするわね♥︎]

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