第1章 初めての彼女//黄瀬
ヤバい、どうしよう…ムラムラしてきた。
今まで、真奈美を女として見たことなんてない。
真奈美は他の女とは違い、簡単に体を許すような相手じゃない。
それに、今の関係を壊したくない。
…わかっているけど、ソファの隣にベッドがあって。
そんなことを考えているうちに、真奈美が飲み物を持ってきた。
「お茶しかなかったんだけど。どうぞ」
「ありがとっす!」
とりあえず、お茶を飲んで落ち着こう。
そう思い、お茶を一気に飲み干そうとしたら、思いの外熱くて、湯のみが手から滑り落ちる。
「熱っ…!」
落としたお茶は全て俺の服にかかり、上着もズボンも濡れてしまった。
「えぇっ何やってんの⁈大丈夫⁈」
真奈美はタオルを持ってきてくれ、服に溢れたお茶を拭いてくれる。
…近い。
…ヤバいっす。
…我慢出来ない…。
「キャッ…」
俺は無意識のうちに、目の前にいた真奈美をソファに押し倒していた。
この状態に驚いて、目を白黒させる真奈美。
「えっ…何…?」
「真奈美ごめん…俺、今めっちゃ興奮してるっす…!」
「ちょっ…何しっ…んっ…」
俺は服の上から胸の膨らみを揉み始めた。
あ…真奈美って意外とおっぱい大きいんすね…
胸を揉みながら、真奈美の白い首筋にゆっくりと舌を這わせる。
「やっやめてよ涼太っ…」
抵抗する彼女の両手首を左手で掴み、頭の上で拘束する。
「ごめん…ほんとごめん…でも我慢出来ないっす」
姉のように慕っていた真奈美の、見たことのない表情に更に興奮した。
胸を揉んでいた手で服と下着をずり上げると、形の良い膨らみが露わになる。
「綺麗っす、真奈美…」
「やだっ…涼太っ…」
俺は堪らず片胸の先端を口に含み、舌で転がす。右手はもう片方の胸を揉み続ける。
「あっ…やっ…」
「真奈美可愛い…」
いやいやと首を振りつつ、小さく声を上げる真奈美。
…真奈美が感じてるところをもっと見たい。
いつもと違う真奈美をもっと見てみたい。
俺は右手をゆっくりと下へずらしていき、真奈美の太ももを撫でる。
「おっ…お願い、涼太…ぁ…やめて…」
「ごめん、無理っす…。俺、真奈美の感じてる顔、もっと見たい…」