第3章 初体験//火神
ドキドキ…ドキドキ…
今日は久々に部活が休み。
そして初めて彼女が家に来ることになっている。
さっきから緊張しまくってて、心臓が痛い。
彼女の真奈美とは付き合って3ヶ月経つけど、この間ようやくキスまでたどり着いたばっかだ。
大切にしてぇし、俺も彼女なんて初めてだからどうしたらいいのかわかんねぇ。
約束の時間まで、あと30分。
ガッツかねぇように、一発抜いとこうかな…
そう思ってトイレに籠り始める。
抜くときはいつも、真奈美の淫らな想像をしているから今回もそうしよう。
ズボンから自身を取り出し、右手で包み込む。
亀頭中心に、自分のイイところを攻めると、萎えていた自身もすぐに張り裂けんばからりに膨張した。
「…ッ…」
今から真奈美が家に来ると思うと、余計に興奮する。
真奈美が感じている姿を想像して、自身を弄る。
そろそろイキそうで、手の動きを早めたその時、
ピンポーン
「…ッ?!」
急いでトイレから出て、ドアにある覗き窓を覗く。
…真奈美だ…
ギンギンに膨れ上がった自身はズボンに仕舞っても、丸わかりだ。
でも、終わるまで待たせるわけにはいかねぇだろ…
きっと、そんなとこ見ねぇよな…
とりあえず自身を仕舞い、手を洗った。
すぐにドアを開ける。
「ごめんね、ちょっと早く着いちゃって…」
「い、いや!全然問題ねぇ!」
真奈美を部屋へ招き入れ、リビングへと向かった。
真奈美をソファに座らせ、俺は飲み物を用意する。
…あーやべぇ…
さっきやらしい想像してたから、本物が来ちまったら余計に…
自身は萎えることを知らず、今も勃っている状態。
どーすっかな…真奈美も鈍感な方だから、気づかねーと思うけど…
とりあえず、ジュースを二つコップに注ぎ、真奈美のいるところまで持っていく。
「どーぞ」
「ありがとう。………え…?」
ジュースを渡すと、真奈美は目線を上げる。
座った状態の真奈美が立っている俺の方を向くと、俺の股間と真奈美の目の高さがバッチリ合う。
真奈美は俺の股間を見て、固まっている。
…ヤベェ…気付かれた…!
「わっワリィ!その…なんだ、生理現象だからよ、男の!そんなつもりは全然ねぇから安心しろ!」