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メンヘラな私と恋人
第1章 私と恋人
「いつから待ってたの?」
冷たい声で斉藤くんが言った。
なんだか斉藤くんが怒ってるみたいだった。
「7時半…」
私が答えると呆れた顔で斉藤くんは、
「ねえ、ばかなの?もう10時だよ?終わる時間もわからないできて風邪でもひいたらどうすんの。」
だって…
斉藤くんに会いたくて…
「送るから、帰ろうか。」
今度は優しい顔をして斉藤くんが言うから
私はおもわず泣いてしまった。
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