第8章 決断の段
「学園長。どうされますか?」
山田先生の問いに目を閉じている学園長
全員が学園長を見つめている。
彼女はどうなるのか。
「学園長?」
なかなか、目を開かない学園長に山田先生が再度呼ぶと……
「……ぐぅ……ZZzzz」
ガクッ
いつの間にか寝ていた学園長に全員が同時にズッコケ
「「学園長先生!!」」
「おぉ……話しは終わったかの?土井先生」
(学園長に一番伝えたかったのになぁ。)
目を擦りながら起きた学園長を見ながら思う半助だが遅いと自ら納得するしかなかった。
「学園長……小野彩の処遇の決断をお願いしていいですかな?」
「おぉ。そうじゃな……」
軽く笑いながら山田先生の言葉に反応をした学園長が出した答えは………