第3章 ♪授業参観♪
授業は進み...
「じゃあここで問題です!
江戸幕府の歴代将軍を最低5人以上当てよ!
15人中5人だから楽勝だろ(笑)」
「「「えぇぇ!?」」」
生徒一斉のブーイング
「家康は抜きな(笑)」←
「家康はカウントしないのっ!?」
慎太郎は思わず席を立つ。
「な・し♪」←
「そりゃないよ......(泣)」
(家康の他って家光ぐらいしかわかんねぇよ......)
うなだれながら席に着く慎太郎。
「はいわかる人!
ここはお母さんお父さんにイイとこ見せようぜ?」
「「「シィィィン......」」」
「おいおい!ここは一斉に手を挙げるとこだろ!?」
だが百合達生徒はなかなか手を挙げない。
(おいおい百合、手挙げろよ!)
和真は百合を見ながら思った。
「うぅん......。」
(徳川家光、秀忠...あとは......なんだっけなぁ(苦笑))
百合は必死に思い出そうとしていた。
「ったくしょうがねぇな......じゃあ百合!
生徒会長として歴代将軍を5人以上当てよ!」
「うぇ!?わ、私ですかっ!?
ってか生徒会長だからって酷くないですか?(苦笑)」
「はいはーい、先生に口答えはしない(笑)」←
「荒木先生の意地悪っ!
えっと歴代将軍は...徳川家光、徳川秀忠......」
「結局言うんじゃん(笑)
で、あと3人は?」
「......わかりません(笑)」
「えぇ......じゃあ慎太郎!」
「お、俺!?」
「家光、秀忠の他に誰がいるでしょーか?」
「わっかりませーん(笑)」
「即答かい!......本当にわかる人いないの?」
「「「シィィィン......」」」
「しょうがないな......よし!
せっかくの授業参観だしここは......
保護者の方にも参加してもらいましょう!」←
「「「マジ?」」」←
「マジです(笑)
皆さん、お子さんに助け舟を出してあげてください(笑)」
((歴代将軍とか知らねぇし!))
和真と徹平はまったく分らないらしい(笑)
「じゃあ誰にしましょうかね......」