第3章 ♪授業参観♪
「じゃあ誰にしましょうかね......」
剛太は後ろを見渡す。
((まぁ俺はないだろ(笑)
頭悪いし!))←『自分で言うなよ......』by.憲吾
和真と徹平は
自分が絶対当てられないと思っていたが......
「じゃあそこの髪が派手な......お兄さんかな?」
剛太はある人物の方を指差す。
「......え゛?」
((何で和真君/コイツっ!?))←
百合、憲吾と徹平は和真を同時に見る。
指されたのはまさかの和真だった。
和真は自分の他に派手な髪の人がいないか見渡すが......
「......俺しかいないね......(汗)」
「お前みてぇな前髪、今時いねぇだろ......。」←
憲吾は流し目で言う。
「せいぜいホストぐらいじゃね?(笑)」←
「だってインパクト大事でしょ!←
ってか何で俺選んだのっ!?」
和真は剛太の方を見る。
「髪が派手で目立ってたから。」←
ぽんっ
「「どんまい九条/和真。」」
憲吾と徹平の間にいる和真は2人に肩をポンと置かれる。
「マジかよ......(泣)」
「じゃあ答えてみましょう!
えぇと君は.....誰かのお兄さんかな?」
剛太は和真を見ながら言う。
「百合の彼氏でe..「「あ゛ぁん!?」」←
すんません......。」
(元不良組怖い......。)←
憲吾と徹平に睨まれ身を縮こませる和真。
「いつ、どこでお前が
百合ちゃんの彼氏になったわけ?(黒笑)」
「九条、俺の前で言うなんて......
いい度胸してんな......(睨)」
「だからすいませんってば!(泣)」
「......(苦笑)」
(彼に話振らないほうがよかったな......(汗))←
「うぅぅ......。」
(恥ずかしすぎる......(泣))
苦笑いをする剛太と
顔を真っ赤にする百合なのであった。
「じゃ、じゃあ.....隣のジャージを着ている
お兄さんに聞いてみようかなぁ......(苦笑)」
(なんか怖いけど......。)
話を逸らそうと憲吾を指差す剛太。
「......俺ですか?
えっと確か......」