第3章 ♪授業参観♪
「とにかく!HL終わったら荒木先生を誘ってみよ!」
「うん!職員室行く前に捕まえる!」←
すっかり剛太を誘う気満々の明日香と舞耶であった。
(2人共、すっごいやる気満々(笑)まぁ...
荒木先生って他の先生と違って堅苦しいところないから、
引率ってことでついて来てくれるのかな?)
百合もついて来てくれるのを期待するのであった。
丁度その時...
ガラッ
「はーいみんな席付いて!」
剛太が教室に入ってくる。
「ありゃ...もうHLの時間!?じゃあ百合、後でね!」
「うん!」
舞耶と明日香は自分の席に戻って行く。
「起立、礼。」
百合はクラスメイト全員が席に着いたのと同時に、
いつもと同じように号令をかける。
「「「おはようございます!」」」
「おはよう!みんな、今日は土曜日なのに
サボらず全員来たね(笑)」
「だって生徒会長がいるクラスっすよ?
サボったら後から怖いですよ(笑)」
「慎太郎、お前も生徒会役員だろ(笑)」
「へへぇ~♪」
「(笑笑)じゃあ席に座っていいぞー。」
みんは椅子に座る。
(中学生って素直だわぁ......華空学院高校の時は問題児が多くて最初は大変だったけど(苦笑)
今頃あいつら、何やってんだろうな......)
剛太はふと前の生徒達を思い出していた。
「先生、何ニヤニヤしてるんっすか(笑)」
慎太郎がつかさずツッコむ。
「「「(笑笑笑笑)」」」
「別に何でもねぇよ、
ただ前の生徒を思い出してただけ......ってか
お前ら何でそんなに笑ってるの!?」←
「(笑笑笑笑)」
「百合笑い過ぎだろ!」
「だ、だって...クククク(笑)」←
百合にとってはツボだったらしい(笑)
「(笑笑)じゃあそろそろお父さんお母さんが
教室にやって来るころだからいいところ見せろよ?」
「「「はーい(笑)」」」
まだ笑っている生徒達。
(そんなにツボだったのか?)
剛太が職員室に一旦戻ろうとした時...
「「「荒木先生!」」」
「......?」