第3章 ♪授業参観♪
「「「荒木先生!」」」
「百合、明日香、舞耶...揃ってどうした?
ってか百合!お前まだ笑ってるの!?」←
「す、すいません...ククク...(笑)」←
「百合には何故かつぼだったみたいです(笑)」
「なんだよそれ(笑)...で、何か俺に用でもあるの?」
「実はですね...クククク(笑)」←
百合から言おうとしたが、
まだ笑いが止まらないようだ。
「この子駄目だわ(笑)
じゃあ私達から単刀直入に言いますと......」
「来週の日曜にあるKis-My-Ft2のコンサートに、
引率として来てほしいんです!チケットは既にあります!」
「え゛......俺、なの?」
「私達の親、どっちも都合がつかなくて......(汗)」
「だから担任の先生だったら問題ないかなって(笑)」
舞耶と明日香が笑っている百合の代わりに言う。
「お願いできませんか?」
百合もお願いする。
「いきなり言われても......あれ、百合......
お前いつの間に戻ったの!?」←
「今笑い止まりました(笑)......で、」
「「「駄目ですか?」」」
「いや、駄目じゃねぇけど......。」
首をかしげながら言う剛太。
「「「よっしゃ!荒木先生確保!!」」」←
「......本当に俺でいいの?(苦笑)」
「でも結局は大人だったら誰でもいいです(笑)」←
「「それな(笑)」」
百合に合意する明日香と舞耶。
「大人だったら誰でもいいんかい!」
「「「イエス!」」」
「何か担任として複雑......。」←
こうして剛太は複雑な気持ちなまま職員室に戻って行った。