第3章 ♪授業参観♪
百合Side
「ねぇねぇ百合!」
「明日香、舞耶...どうしたの?」
「今度キスマイのコンサートがね!
横浜アリーナでやるみたいなの!」
舞耶が目を輝かせながら言う。
「ほっへぇ......。」
百合はポカンとしながら口を開けていた。
「百合めっちゃ間抜けな顔してるよ(笑笑)
それでそれでね!」
明日香は持っていたミニクリアファイルから、
あるものを出し百合の顔の前に見せる。
「じゃじゃーん!商店街の福引でやってみたらさ、
コンサートチケット4枚、当たっちゃったの♪」
百合は驚きを隠せず、明日香とチケットを
何度も交互に見た。
「マジッ!?」
(ってか、商店街の福引でアイドルのコンサートチケットって
あるもんなの......?(苦笑))←
「明日香凄いでしょっ!?」
「うん!こんなことってあるんだね(笑)」
「明日香、アンタの割にはよくやった!」←
舞耶は明日香の背中をバンバンと叩く。
「舞耶酷い!」
「(笑笑)4枚ってことは...私と明日香と舞耶でしょ?
あと1枚は誰?付き添いで親とか?」
「うん、私か舞耶の親で行こうかってなったんだけど
どっちの親も都合上行けなくてさ......(苦笑)」
「かと言ってクラスの子誘っても
子供だけになっちゃうでしょ?横浜までも少し遠いし、
親も中学生だけで行くのは駄目っていうからさ......。」
「そっか......
まぁ、学校の校則上駄目だからね......(苦笑)」
「でもせっかく福引で当てたんだから行きたいよね!」
「うん!だからさ、荒木先生誘ってみようかなって
さっき明日香と話してたの!」
「荒木先生を?......学校の先生って、大丈夫なの?
なんか変な勘違いとかされないかな......」
「確かにさ、異性の1対1なら勘違いされるかもしれないけど複数で行けば大丈夫だって!
別小説の大学教師と女子高生もよくデートとかしてるし♪」←
「明日香、それ言っちゃうの......(汗)」
「言っちゃう!」←
(別小説の夢主さんもよくデートして
ばれないでいるなぁ......私より1コ上だっけ?)←