第3章 ♪授業参観♪
そして授業参観の日...
「......行くか。」
百合は既に学校に行っており、
憲吾も家を出ることにした。
「あ、憲吾さん!今日も部活っすか?」
「えっらいねぇ~途中退部した俺とは大違い(笑)」
「げっ......。」←
普段仏頂面の憲吾は、珍しく顔を歪めた。
なぜなら......
(なんで九条と徹平がいんだよ......。)
憲吾の天敵である九条和真と志村徹平と
鉢合わせたからだった。
「何でそんな顔歪めんだよ(笑)
俺ら昔からの付き合いじゃん!」
「......。」
「憲吾さん、百合って今日授業参観だっけ?」
さらに顔をゆがめる憲吾。
(何で知ってんだよ......。)←
『LINEでやり取りをしてたら自然に(笑)』by.百合←
「マジで!?俺全然知らなかったぁ......(泣)」
「もしかして今から百合のところに行くんすか?」
「......そう、だけど...何か文句あっか?(睨)」←
2人を睨む憲吾。
「「に、睨むなよ...(汗)/睨まないでくださいよ!(泣)」」
「じゃあ俺は行くから......まさか、
ついて来るなんて言うんじゃねぇだろうな......。」
「「ついてく!」」←
「......。」
呆れてものも言えない憲吾なのであった。
(こいつら、目が本気だ......(汗))←
「......ふん、勝手にしろ。」
何を言っても無駄だろうと思った憲吾は諦めた。
「「意外とすんなり!」」
((憲吾/憲吾さんも落ちたもんだな(笑)))←
「......(睨)」
ビクッ
「「っ!?」」
((やっぱり怖い......(泣)))