第2章 ♪楽しい日常生活♪
「九条はほっといてそろそろ帰るか......。」←
「お兄ちゃん練習はもういいの?」
「ああ。」
「そっかぁ......
お兄ちゃんが練習してるとこ見たかったなぁ~......。」
「試合の時見に来ればいいさ。」
「う~ん......わかった!じゃあそうする!」
「じゃあ九条はほっといてさっさと帰るぞ。」
「は~い!」←
2人は和真を置き去りに帰ろうとする。←
「ちょっ酷くないっすか!?
しかも百合までぇ......(泣)」
「ふっ......(微笑)←
出るなら早くしろ、部室の鍵は閉めるからな。」
「ぁ、ちょっと待ってくださいよぉ~(汗)」
和真は急いで2人の元に走る。
「和真君良かったね、閉じ込められなくて(笑)」
「ちょっと百合酷くない?」
「だって大地君苛めたんだもん!」←
「いやいや苛めてないじゃん!むしろ苛めてたのは
憲吾さんの方だろッ!?.....って、ぁ......(冷や汗)」←
「......あ゛?九条、てめぇ何か言ったか......?」
憲吾が和真を見下ろすように睨む......。
ブンブンブンッ
「い、いえ!何にも言ってないっす!!」
和真は激しく首を横に振る。
「......お前しばらく百合との登下校はナシな。」←
「え゛!?それだけは勘弁してくださいよぉ......(泣)」
「(笑笑笑笑)」←
百合は2人のやり取りを面白おかしく笑っていた。←
そして和真は何とか憲吾と百合からのお許しを頂き、
明日以降も百合と一緒に登下校できるようになった。
「ホント泣くかと思ったもん......。」
「もう大地君苛めない?」
(だから苛めてねぇよぉ......(泣))
「うん、もう苛めない......。」
「じゃあ許す♪」←
(......ってか、何で憲吾さんは何にも言われないわけ?
明らかに憲吾さんの方がずっと鈴木を甚振ってたよねッ!?)←
「ふっ...ドンマイだな。」
「......(泣)」