第2章 ♪楽しい日常生活♪
百合Side
「ただいまぁ~♪」
けど返事はナシ......
「お兄ちゃんまだ帰って来てないか......部活かな?」
......ちょっと暇だし...
海王工業高校に行ってみよっかな♪←
だって特にやることもないし!←
「じゃあ早速行こぉ~♪」
百合は鍵をかけ海王に向かうことにした。
丁度その時...
「あれ?百合じゃん!もう集まりは終わったのか?」
「和真君!うん、さっき帰ってきたところ!」
「買い物にでも行くのか?」
「ううん!お兄ちゃんのところに行ってみようかなって!」
「憲吾さんのとこ?」
「うん!ついでに和真君も行こうよ!」←
(ついでかい!)
「別に良いぜ!どうせ暇だし。」
「じゃあ行こう!」
海王工業高校なう...
「さすが不良高校なだけあって
怖い不良の人多ッ!」←お前も不良だろ。
「ホントね~♪」
百合は特に怯えることなくのほほんとしている。←
「百合は怖くねえの?」
「うん!」
「んぁ?てめぇ見かけねぇ顔だな.....
ちょっと面借せやぁ」
校門前に立っていると海王の生徒であろう不良が
和真に絡んでくる。
(何でいきなり俺が
絡まれなきゃいけねぇんだよッ!?)←不良だから。
「...いきなり絡まれても困るんっすけど(睨)」
取りあえず眼を飛ばす和真。←
「喧嘩は駄目ですよ!あ、貴方って兄と同じ
ボクシング部の人ですよね?兄はまだいますか?」
「っ...百合さん!?」
(さ、さん付けッ!?)
いきなり百合をさん付けする不良に驚く和真。
......当然でしょう(苦笑)
「三船さんなら、
まだ残って内山さんと自主練をしています!」
(しかも敬語ッ!?)
また驚く和真(笑)
「ありがとうございます!
今度差し入れ持っていきますね!」
「いえ、とんでもないっす!俺はこの辺で失礼しやす!」
そういうと不良は早歩きで帰って行った。
(な、何だったんだ......(汗))
イマイチ状況を理解できない和真であった。