第2章 ♪楽しい日常生活♪
憲吾が部室にいると分ってまた歩き出す百合と和真。
「なぁ百合、
何でさっきの不良は百合に敬語なわけ?」
「さぁ...分んない!他のみんないつの間にか敬語なの!」←
「マジか!(まぁ...憲吾さんの妹だからな...(汗))」←
しばらく考え込んだ和真は何となく理解したようだ。
部室に向かって廊下を歩いていると......
「っ百合さん!」
「どうもっす!」
百合が通るたんびに
お辞儀やら挨拶をする海王の不良達......。
ボソ...
「やっぱり憲吾さんの影響だ......(汗)」←
それを見て小さく呟く和真であった。
そして部室...
「ここだよ!ボクシング部の部室!コンコン、失礼しま~す!」
百合はノックをして扉を開ける。
「やっほぉお兄ちゃ...ん?」
「どう...も?」
部室に入るとさっきの不良が言った通り憲吾と吾郎がいた...
と思いきや......
「畜生...本当は行きたかったぜ、オーストラリア......」
「「へ......?」」←
リング上で吾郎と背の小さい男子生徒が試合?らしきことを
していた......。
「いくぞッごらあぁぁぁぁッ!!」
「名付けて...マザコーン...コアラパーンチ!!」
「え、え、えな、何ッ!?お兄ちゃん、これどういう事!?」
「......っな、百合!?」
「え、百合ちゃん!?」
百合が叫ぶとほぼ同時に2人が振り向く......が、
「ぐわっ!」
吾郎が振り向いた瞬間、
男子生徒のパンチを食らった吾郎......。
「はぁ...はぁ...」
バタ...
「まさか...俺がこんなマザコン野郎に...」
バタ...
2人が同時に倒れ込む。
「百合ッ!......と和真、何でお前らここに.....。」
「ぉ、おい、憲、吾......俺の心配は...ナシ?」←
「何でいんだ.....(汗)」
「「暇だから。」」←
「......。」
「...ぉ~い、聞こえてますかぁ......。」←