第2章 ♪楽しい日常生活♪
それから時間はあっという間に過ぎるもので
授業は6時限目、ラスト5分程となった。
ちなみに6時限目は日本史、担当は荒木先生なのだ!
「......で、徳川家康は...キーンコーンカーンコーンキーンコーン...
あれ!?もう授業終わり!?」
荒木先生、毎回熱く語るから時間が
あっという間に過ぎるように感じるんだね......(苦笑)
「じゃあ、今日の授業はここまでだ!」
「起立!...礼!」
号令をかけ礼をする。
「じゃあみんな!気を付けて帰れよ!」
「「「は~いッ!」」」
「百合、帰ろう!」
「うん、そうだね♪」
「あ、そうだ!生徒会役員のメンバーはスポーツ大会の
打ち合わせがあるらしいから生徒会室に集合しろよ~?」
......マジっすか!?←
「......先生、帰っちゃだめですか?(笑)」←
「お前は生徒会長だろ!百合は絶対行けよ(笑)」
「は~い(笑)」
「もうスポーツ大会かぁ......じゃあしばらくは
百合と帰れないじゃん!」
「私も明日香と舞耶と帰れなくて悲しいよぉ......(泣)」
「「......百合~(泣)」」←
「明日香~、舞耶~(泣)」←
一緒に抱き合う百合と明日香と舞耶。
「お前ら揃って何してんの......(苦笑)
三船、そろそろ行こうぜ?」
「そんな急かさないでよ~森本君!」
「お前生徒会長だろ(笑)早く行くぞ!」
「は~い......。」
ちなみに彼は森本慎太郎君!
同じ生徒会で書記を務めてます!
そして私は気分がブルーのまま生徒会室に向かいます....。
「......ぁ、ちょっと待って!
和真君に今日は一緒に帰れないってLINEしとかないと!」
百合は急いでスクバからスマホを取り出しLINEを開く。
「なぁ、前々から思ってたんだけど......
和真って人、三船の彼氏?」
「え、違うよ。和真君は3年前に引っ越してきた2つ上の
お兄さんだよ。」
「へぇ~......。」
「そうそう♪」
そして百合はLINEで文字を打ち始める