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ガヤさんがいっぱい!

第2章 ♪楽しい日常生活♪


徹平Side

「......Zzzスピィ...」



朝7時頃...俺、志村徹平はベッドで熟睡中......。



「お兄ちゃん!そろそろ起きないと試験に遅れるよ?」



妹の真夏が部屋に入って来る。



うるせぇな......んぁ試験......?



俺はスマホの時計を見る。



......7時10分......



「うおッやっべ!!...何で早く起こさないんだよ!」



「お兄ちゃんが起こしても起きなかったんじゃん!
じゃあ私は学校があるからもう行くね。」



そう言うと真夏は部屋を出ていく。



もう一度スマホを見てみると雄一からの着信やらメールが



20件くらい入っていた......。



「マジでやべぇよ......。」










俺は急いで着替え、階段を下りていく。



「おはよッ!行ってきます!」



「朝ごはんは?」



「いいッ!」



本当は朝飯を食べたいところだけど時間がないので



急いで家を出る。



プルルルル...



丁度その時スマホから着信が入った。



ったく誰だよ!こんなくそ忙しい時に!



画面を見てみると着信の主は雄一だった。



「あ!雄一!......もしもs..『徹平今どこッ!?』
うおッびっくりした......今家を出たとこだけど......。」



『今家を出たとこッ!?やばいよ徹平!時間に少しでも遅れたら
試験受けられないよ?!』



「マジッ!?」



『そうだよッ!今そこからで間に合う?
期限は8時までだよッ!?』



マジかよ............ぁ......。



周りを見渡してみると伯父のバイクに目が行く......



(......バイク、借りるしかねぇ!)



『徹平、間に合いそう?』



「ああッ!何とか間に合わせる!」



『大丈夫?』



雄一が心配そうに言う。



「大丈夫だって!お前は試験のことだけ考えてろ!」



『......うん...本当に大丈夫なの?』



「大丈夫だって!じゃあな!」



雄一にこれ以上の心配かけないため無理やり電話を切った。



「マジで急がねぇと......。」



俺は急いで親父さんのバイクを借りることにした。



どうか間に合いますように!

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