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【R18】【ハイキュー!!】 セックスフレンド

第8章 年下の新しい恋人



「……」

「誰にも見られたくない……リエーフも関係ない……ちゃんと、抱い、て……」

自分から「抱いて」なんて、恥ずかしい。

でも……

筋肉の隆起がきれいな腕をつかんでクロを引き寄せる。

「お願い……」

チッと大きな舌打ちがした。

「……あんたって」

耳たぶをべロリと舐められる。

「あんた、どこまで俺のこと煽れば気が済むんだよっ!」

イラついた声。

「な、んで怒るの……?」

「怒ってなんかねぇよっ!」

絶対、怒ってる。

見つめると、

「あんたに翻弄される自分にイラついてんだよっ!」

部屋の中へと引っ張られる。

翻弄なんて、してるのはクロでしょ。

いつも私の気持ちを試してばっかり……

「なに、その自分のほうが被害者です、みたいな目」

だってそうでしょ。

「エロさ垂れ流してるあんたに振り回されてんのはこっちだっつぅの!」

ドンっと、ベッドに押し倒される。

ピピッ。

サイドテーブルにあったスマホからだ。

小さな電子音がLINEメッセージの受信を告げる。

待機ディスプレイにポップアップするメッセージ。

『今日ありがとな。また来週どっかで会おうぜ』

木兎だ。

そうだ、木兎のことも……

「おい、他の男のこと、考えてんじゃねーよ!」

スマホを奪われる。

バコン。

思いっきり放り投げられたスマホが、壁に当たって派手な音を立てた。

「あっ…何す……」

「あんたが集中するのはこっちだろっ」

クロが私の手を強引に股間へ導く。

ズボンの中に手を押し込まれる。

「……っ」

太くて、硬い感触……

「俺を煽った罰と、あんたの言うこと聞いてやったお礼」

「……」

「まずはあんたの手で気持ちよくして」

おずおずと手を動かすと、

「もっと擦れって」

着てたシャツとズボン、ボクサーを脱ぎながらクロが命令する。

「小っせぇ手……」

「ごめん」

両手で握りなおして上下に擦ると、クロの唇から妖しい溜息が漏れてくる。

先端からフツフツと溢れてくる露に指が濡れる。

「……ヤベ、気持ちいい」

ほっ……と吐くクロの息が頬にかかる。

自分が触られてるわけじゃないのに……

身体が熱くてしょうがない。





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