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【R18】【ハイキュー!!】 セックスフレンド

第3章 好きになったら……



「元カレにも平気で股開いてひぃひいよがって感じてたんだから、今更俺を好きとかってのはないだろうしな、ハハ……」

乾いた笑い。

最初から「ない」ことが答えだと決めている、問いかけ。

「あ、もしかして木兎とヨリ戻すとか? だから俺、お払い箱、みたいな?」

何気ないクロ言葉が、心にささる。

容赦なく。

「……そんなんじゃ」

そんなはずない……

言いかけて、

「そう、かも……」

口が勝手に動く。

「は? マジで?」

いきなり立ち上がったクロに腕を取られる。

「な、離して……」

「おまえ、ホントに木兎とヨリ戻すつもりなのか?」

「……なんでそんなこと訊くの?」

「ウソだろ、あの木兎だぞ」

木兎は相手が誰でもいい。

セックスできれば、誰でも抱ける。

それをクロはよくわかってる。

「……だからなに? また付き合おうって木兎に言われたし……」

「そんなの口だけだっておまえが良く知ってんだろ」

そんなこと、私が一番知ってる。

木兎と付き合って、心も身体もボロボロだったこと。

人間として嫌いになったわけじゃないけど、二度とこの人とは関わりたくないって思ったこと。

その後偶然出会ったクロの存在に慰められたこと。

いつからかセフレ関係になってた。

でも、クロは優しかった。

口は悪いけど、一緒にいるときは、私のこと、見てくれる。

いつも私の身体しか見てない木兎と違う。

でも……それ以上のモノが欲しい。

そう思ってしまったら、もう……

自分をごまかすしかない。

クロをごまかすしかない。

「でも木兎はまだ私の事気に入ってるみたいだし」

「バカか、あんた」

大きな手が、私の頬から首すじを撫で、すっと身体の線に沿って腰まで滑り落ちる。

「あいつはあんたのこと気に入ってんじゃなくて、あんたのココがいいんだって」

ぎゅっと股の間を鷲掴まれた。

「あっ……やん……っ……」
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