第1章 及川徹 こっち向いて
「ねえ俺、あんま無防備だと我慢出来ないよ?」
「………」
「…そろそろ起こそうかな。」
揺すろうと肩に手を伸ばす
「とおる」
「!?」
君が寝言で俺の名前を呼んでくれたんだと思い、顔を覗いたら
「…変態」
なんてすっごい蔑んだ目で見てた
「えっ、ちょっと起きてたの!?いつから!?」
「クソ川が私の名前呼んだところぐらい」
(ほとんど全部バレてんじゃん!?)
「狸寝入りしてたの?ひどいなぁ…ていうかクソ川って呼ばないで!!俺悲しい!!」
「変態はクソ川で十分」
(うっ…)
「ていうか今までの言動全部岩ちゃんに報告する」
「それだけは待って!!俺殺される!!岩ちゃんにだけは言わないで!!」
「じゃあ花巻か松川」
「それどちみち岩ちゃんにバレて殺される…」
そこで気付く
(岩ちゃんやマッキーとは仲いいんだ…)