第2章 夜久衛輔 可愛くねぇよ
文化祭当日
俺はアイツのご希望通りフリフリのレースの付いたメイド服を着ていた
因みに黒尾は執事服で、周りには女子がサークルを作っていた
「やっくん、似合ってますネ。メイド服」
ニヤニヤと食えない笑顔をしたバレー部主将 (くっそ黒尾!コイツ後で絶対シバく!!)
慣れない格好で動き辛く、蹴りは出せないし、パンチも空振ってしまう
そこへアイツがやって来て一言
「おぉ!!夜久可愛いー似合ってる」
「それ全然嬉しくねーよ…」
ボヤきながら彼女の服装を見る
黒を基調とした凝ったデザインでスカートの丈は短く、胸元はざっくりと開いている
おまけに生足
(これは、ちょっとヤバい…ていうか誰だよこんなの着せたの)
その心の声が聞こえたか
「これ黒尾チョイスなんだよ!!ど!?似合う?」
(アイツ…)
未だに女子に囲まれているトサカ頭を睨んだ