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レッテル 2

第22章 ダメ男


「とかいって、自分達も妄想してんでしょ?」

「………。」

翔の言葉に黙り込む拓達。


してんのかよ!!
人の女で何考えてんだこいつ等!!

「今はそんな話じゃないだろ、死んだ誠也の気持ち考えろ。」

そう言って、ベッドに腰かける拓。
やっぱり俺は死んだ事になっている。
そして、ベッドについた拓の手の下にある髪の毛が地味に痛い。
わざとじゃないにしろ、突っ張った頭皮が痛む。


後どれくらいこれが続くのか。


ある意味地獄だ。
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