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レッテル 2
第18章 自己流“彼女の扱い方”
「お前の弁当は、いつもうめぇんだ。」
だから、変に気を使わずにありのまま思った事を伝えた。
「良かった。」
嬉しそうに笑う彼女。
女心は分からないにしろ、コテコテの嘘で塗り固められた言葉よりも本音の言葉の方が喜ばれる事がある。
今がまさにソレ。
彼女の最高の笑顔はそうやって引き出されていくのだ。
結論から言うと、
"彼女の前ではありのままでいろ"
と言うこと。
「特に梅干が。」
但し、余計な事は言うべからず。
「しらないっ!!」
彼女の怒りを煽る事になるから。
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