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レッテル 2

第17章 逆々襲


「ねぇねぇ、突っ込ませて。」

「うわっ…キモッ。」

「先っちょだけでもー。」

「近寄らないで!!」

相変わらず、翔は変態で女の尻ばっか追いかけてる。

「大川先輩。」

「おっおぅ。」

一方のハルは、翔とは真逆で例の一年にベッタリとくっつかれている。

「シッシッ――」

タケは猫にモテモテで、

「……カワサキかぁ……旧車も……ブツブツ。」

キヨはバイクの雑誌ばっか読んでる。

そして拓は、清治とと楽しそうに話ながら俺の前を歩いている。


で、結局俺は一人。


それこそわけわかんねーよ!!


ガシガシと頭を掻いた。
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